佐久平総合技術高等学校 食品加工部
佐久市は県内有数の穀倉地帯であり、その米を原料とした酒造りが盛んに行われている。市内だけで11の蔵を有し、本校でも昨年から地元酒造会社「戸塚酒造」さんと共同で日本酒造りに取り組んでいる。
日本酒造りをする際、副産物として酒粕が得られるが、活用方法が限られていることや食文化の変化に伴い、食品用としての酒粕の需要が低迷していることを知った。
そこで、酒粕の利用方法の提案をし、持続的な生産・消費活動の実現に向けて酒粕を用いた食品の開発と商品化を行いたいと考えた。また、私たちの活動を通して地域を活性化させたいと考えた。
・酒粕という食品について知る(栄養価、種類、製造方法、機能性成分、調理方法など)
・酒粕を用いた食品(洋菓子・和菓子・パン)を考案し、地元食品会社と連携して商品化を行う。
・学校や地域のイベントで販売する。
・売り上げの一部を募金する。
・取組の内容・目的、SDGsについてまとめたリーフレットを配付する。
・「子どもの居場所おいでなん処」事業に参加し、地域の小学生に環境問題や酒粕の魅力を伝える。
・貯蔵性・利便性を高めるため、粉末化できないか検討する。